「踊ってみた」が好きなわけ

　ちょっと踊り手さんの記事を書くのにつまってしまったので、たまには少し逸れた話をしてみます。自分が「踊ってみた」を好きになったわけというのを考えてみたいなと思います。

なんでもそうですが、何かを好きになるということを先に理由ありきで考えることってほとんどないと思います。いつの間にか好きになっているということが本当に「好き」ということではないかと。
それは「踊ってみた」も同じです。知らない内に見ることが習慣になり、いつか自分も「踊ってみた」に参戦したいと思うようになりました。

とはいえ、こうこうこういう理由で好きです。というのを明確に言えることもかっこいいなと思うわけで、そんなことを言葉にしてみようと思います。



一番最初に見た「踊ってみた」の動画はなんなのか？自分は明確に覚えています。あきや♂さんの恋愛サーキュレーションです。２０１０年８月１４日のこと（マイリスでわかりましたｗ）。



こんなにかわいい曲を男子がかわいく踊れることに衝撃を受けました。しかも上手でした。まあ、この動画はあきや♂さんの動画のなかではかなり珍しくネタに走っていない動画ですので、他の動画を見るときは少し覚悟を決めてください（笑）でもイケメンです。

→あきや♂さんのマイリスト




それからは特に踊ってみたに接することはありませんでしたが、夏が明けたころ、その後の生活を変える出会いをすることになりました。そう、「ゲイラン」です。




ヴィジュアル的な部分で特にこのときは隼人さんが好きになって、動画を漁り始めました。その後野崎さんとか恐怖。さんとかの動画を色々と見ていくうちにイケメン踊り手さんだけでなく、「踊ってみた」自体もどんどん好きになっていきました。

ここで言っておかなければならないのは自分は「ダンス」は大して好きではないですが、「踊ってみた」は好きになったということです。
中学生のころ、自分はとあるきっかけで「スーパーチャンプル」という「ダンス」の番組を意識的に見ていました。「意識的に」というのは、「ダンス」が好きで見ていたわけではなくそのきっかけで見て以来、「ダンス」の世界を理解してみようということで見ていたということです。しかし、結果的には「ダンス」の魅力を理解することは出来ず、番組が終わりました。ただ、たとえ続いてたとしても自分はそれをいつまでも理解することはなかったと思います。

高２の時にダンスに触れることになりました。文化祭でとあるダンスを踊ることになったのでした。全くダンスとは無縁の自分でしたが、そこで１曲踊れるようになった経験は自分にダンスを踊れることは非常に楽しい物なんだということを教えてくれました。この経験がなければ後に「踊ってみた」を見たときに踊りたい！という欲求が生まれることはなかったと思います。

そしてゲイランで「踊ってみた」に触れ、「踊ってみた」が好きになります。しかし、自分は「ダンス」が今でも嫌いなわけではありませんが好きなわけでもありません。この違いはなんなのか？と考えたときに、「踊ってみた」はとても「許容範囲が広い」故に好きになったのだと自分は思います。

中学の時に見ていた「ダンス」はいかにすごいダンスを見せるか、要するに技術を競いあう世界でした。「ダンス」を知らない自分には動きのすごさは分かっても、それをやってみたいとまで思わせるものではありませんでした。出来ないことは目に見えていましたからね。

しかし、「踊ってみた」は違いました。もちろん技術的にスゴいダンスを披露するものもたくさんありますが、それだけじゃない。むしろダンス以外の部分こそ評価される。そしてその踊り手さんは大概がダンスを専門としてやっている訳ではない、いわゆる素人の方がほとんどですから、踊り自体は真似しようと思えば振り付けにもよりますが習得しやすく、その世界に入ろうと思えば非常に入り込みやすい、要するに新しくやってみようとする人にも敷居が低い。また、そういった性質から非常に多彩な動画で溢れている。そんなところがとても魅力的だなと自分は思うわけです。こんな世界は他になかなかないよなとおもうわけです。間口が広いですから自分みたいにイケメン目的で見るようになった人も受け入れてくれる。そんな世界だと思います、「踊ってみた」というのは。

無論、これは自分だけの見方なので、他の方がどう思っているかとかは分かりませんが。それだけたくさんの魅力があるんだということは分かってもらえないかなと思ったりしています。まだ踊ってみたを知って１年も経たない人間が偉そうなことを言うのもどうかとは思いますけどねｗｗ

それでは失礼します！

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