「小さなきっかけ」から

　ゲイラン厨ですので、どうしてもゲイランランクイン踊り手さん達の話題になってしまうのですが、最近のゲイラン踊り手さん達周辺を見ていますと「一つの小さなきっかけが後にすごく大きな結果となる」ということをひしひしと感じます。特に最近の「あすぱら」さんや「にーちゃん」さん、ゲイランには入っていないですが「気まぐれプリンス」さんあたりを見てそう思います。


　まず、これはゲイラン踊り手さんの大体の人にあてはまりますが、「ゲイラン」にランクインしたこと。これはまあ、どちらかというと大きなきっかけになるかもしれませんが、たったの「一つのきっかけ」です。あすぱらさんとにーちゃんさんのお二人はもちろん実力もあってこそなのですが、広く知られるという点においてゲイランは重要なポイントであったと思いますし、全ての始まりと言っても過言ではないでしょう。
　
　そしてゲイランコミュの生放送でお二人は知り合うわけですよね。この時「野崎弁当」さん、「ぜあらる。」さん達が呼んでみようということでスカイプ通話に誘うというこれまた「一つの小さなきっかけ」がありました。
　あすぱらさんとにーちゃんさんのお二人は同い年ということもあり、放っておいても同じゲイランランクイン踊り手だということでつながることはあったかもしれません。しかし可能性は低くなっていたことは確かでしょう。あの時点だとお二人ともどうしたらいいか分からないところは絶対あったでしょうし。
　加えてあの時に野崎さん、ぜあらる。さん達が放送に誘うということがなければお二人が現在のようなスタンスをとることは多分無かったんじゃないかとも思うんですね。あの放送によってリスナーはお二人がどんな人物かというのがよく分かって今後の動向も見てみたいという風になったでしょうし、お二人がコミュニティをつくり、ニコ生を行うようになったのにも少なからずこの放送というワンクッションは働いたのだと思います。そしてお互いの放送にスカイプ等で出演するなど仲良くなっていきますね。

　ここで一旦「あすにー」の話は終わって次は気まプリさんの話になります。この辺りのやりとりというのは直接は見聞きしていないのでもしかしたら間違っているかもしれませんがご了承を。
　自分が知る限りではお二人のファーストコンタクトはあすぱらさんが「Heart Beats」を踊られることになったときに、気まプリさんに直接アドバイスをもらったというのが始まりだったと思います。たしかスカイプのビデオ通話でやりとりしたんでしたっけ？ここであすプリのつながりが出来、以後気まプリさんがあすぱらさんの住む岡山を訪れ、お泊りし、コラボ動画を撮るなどして仲良くなりましたね。気まプリさんはもっと以前から活動されてきましたが、このきっかけでゲイランつながりのリスナーさんが流れ込んだというのは確かであるでしょう。あすぱらさんのおかげとかではなく、これもまた気まプリさんという人物が広く知られるようになったきっかけであったと思います。

　そしてこの３人がつながるのが名古屋ZIGG-ZAGGオフ。直接３人が対面しましたね。オフ動画で３人は前面に並んでいますが、この３人が一緒に並ぶという構図がここで確実なものになったと思います。ぜあらる。さんがあすぱらさんを誘い、それを見てのにーちゃんさんのサプライズ参加表明でした。気まプリさんは直前まで行けるかどうか分からなかったものの行けることができましたね。ここでのきっかけはぜあらる。さんのお誘いでしょうし今は引退された「農家」さん主催のオフということになるでしょうか。

　にーちゃんさんの話に戻ります。はっきり言ってしまうと、同じゲイラン３ｒｄから注目を集めるようになったあすぱらさんに比べればにーちゃんさんは若干伸び悩んだところがありました。しかしながら、「ニコニコ春の大運動会フットサルトーナメント2011春」での数々のファインプレーでMVPを受賞されたことで見られ方というものはまた大きく変わったと思います。これによりまた広く知られるようにもなったでしょうし、各方面へのアピールにもなったでしょう。


　そうして６月１９日開催予定のダンマス２にあすぱらさん、にーちゃんさん、気まプリさんが同じチームで出演されます。ざっと見てきましたが、どれかひとつの要素でも欠けていたらこの３人が一緒になって、今のような３人の関係で出演されることにはならなかったかもしれません。現在の状態がベストかどうかは分かりません。けどもこうして見ているとベストといっても良いベターであるとは確実に思います。

　どれも「小さな一つのきっかけ」ですが、それがどんどん連鎖してここまで大きな結果へとつながっていった。最初のきっかけからたったの３ヶ月くらいです。お三方を見ていると人生どう転んでいくのか本当にわからないなと思いますが、それでも共通して言えるのは三人とも何らかのアクションを取り、その結果としてこういう成果へとつながったのだということ。当たり前のことなのでしょうが、今の境遇の自分にとっては痛烈に響いてきます。

　積極的なアクションを取って他の方とつながっていくことが最終的に大きな結果へとつながっていく。それも全て小さな積み重ねなのだということ、改めて気付かされました。